原料は昔ながらのシュロが一番「ねじり」に 技と勘が冴える。 葛飾区伝統工芸師 佐柄真一氏 昭和21年葛飾区宝町生まれ <覚え書き> たわしは感じで「束子」と書く。この字は、まだ亀の子たわしが生まれる前、 藁を束ねて洗い物に使っていた時代の名残らしい。 シュロはヤシ科の常緑高木で、幹の周りを覆う繊維が原料となる。 パームはヤシの実の殻を利用したもの。 シュロは中国産、パームはスリランカ産がほとんど。